ミニワシくんが死んでしまった。

1週間前から 顔色が悪く 昼間も寝ている事が多くなっていたミニワシくんが 

今日の朝 死んでしまった


こんなにたくさんの 具合悪いサインを見ておきながら「ご飯を食べるから大丈夫だろう」と根拠の無い自信から 動物病院に連れて行く順番を後回しにしていました

ここ最近 クチマガリ、キゥイ、メダカ、まだ完全復活ではないウニくんと 瀕死の状態から復活して いつの間にか自分が治したという気分にでもなっていたのだろうか

動物病院で治療したおかげだったじゃないか。

何様のつもりだろう たかが2年目でいつの間にか 自惚れた人間になってしまっていました。 気がついたあの時に検査していれば助かったかもしれなかったのに。

改めて思いました  自分で面倒見れるのは2羽くらいじゃないでしょうか

1羽1羽 鳴き方も、声も、性格も、体臭も、好きな食べ物も違う鶏達

その子達にあった飼育環境を用意して

しっかり管理が出来るのって 2羽くらいじゃないのでしょうか

なんか今日は 改めて思いました


どんな環境で育ってきたか、年齢も、病歴もわからない軍鶏達ですが

78羽の子供達のサインを見過ごさないようにまた初心にかえります

ミニワシくんは悔いしか残らない死でした


ミニワシくんは クックハウスで最小の軍鶏でした

近所の空き地にウニと捨てられていて 拾ったときは歩く事はほとんどできず

病院で診察してもらうと 背骨から骨が曲がっている

近親交配も多く、栄養状態も悪い環境で育っている為決定的理由はわからないとの事でした

リハビリをしてあげる時間が作れなかったので ミニワシクンの遊び相手になりそうなメスを入れて 歩かせるようにしていると 軽く走れるくらいまで回復

きっと 個人宅で面倒を見てもらえたら もっと良くなったかも知れないけど。。。


拾った時にこのような状態にも関わらず ミニワシの下クチバシが深く切られていて

上のクチバシは折れて 顔は傷だらけでした

これは 練習用に使っていたのではないかと思われます

こんな小さな身体で 歩くのも困難な軍鶏のクチバシを切り

ケンカの練習台にしようとするなんて

闘鶏が本当に許せないと強く思いました

その気持ちは 今も今日も明日も変わりません

私の住むところで以前のように

闘鶏用の軍鶏が捨てられる事は 今後は多分無いでしょう

何故なら 闘鶏をやる人達の間で 闘鶏を反対されると困るから 軍鶏を自分で始末しろ

という話が広まっているからです

闇の中で生まれて また闇に葬られる軍鶏達

こんな残酷な事があってはならない

そして 闘鶏が禁止になるその日まで 今居る子達を死なせるわけにはいかないと

日々思っています

日頃から応援して下さる皆様、支援をして下さる皆様

クックハウスの軍鶏達を大事にして下さり ありがとうございます

そして このような管理不足で死なせてしまった事を 深くお詫び申し上げます


管理人 本田京子










闘鶏で傷つき捨てられた鶏達に生きる場所を下さい

沖縄県内各地で未だにある「闘鶏」 使い終えた鶏や使えない鶏達が 川や畑、山や林道に縛られ餌袋に入れられたりして捨てられています            そんな可哀相な鶏達を保護し救いたいと日々奮闘中 どうか皆様もご協力宜しくお願いします

0コメント

  • 1000 / 1000